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心当たりを確認!脊柱管狭窄症の症状と原因まとめ

ここでは、脊柱管狭窄症の種類ごとに、それぞれの症状と原因(状態)について解説していきます。

脊柱管狭窄症の症状と原因

まず、頚部脊柱管狭窄症です。
これは、首の近くにある頸椎の部分の脊柱管が狭くなる症状。首の周りが凝ったり、腕がしびれるなどの症状がある場合は注意が必要です。

次に、腰部脊柱管狭窄症の中でも、神経根型と呼ばれるタイプ。

腰椎の部分の脊柱管が狭くなる腰部脊柱管狭窄症ですが、それにより、脊柱管内部の左右両側にある神経根という部分が圧迫されている状態です。
片側の神経根だけが圧迫されている場合が多く、結果、片足だけ痛みやしびれがあるなどの症状が特徴とされています。

脊柱管狭窄症の症状イメージ深刻なのが、馬尾型の腰部脊柱管狭窄症です。

脊柱管内部の中央にある神経の束「馬尾」が圧迫されている状態です。
両足・下肢全体がしびれたり麻痺したりします。

また、一見関係ないと思われる、残尿感や性的異常の症状があることも、見逃してはいけません。

腰部脊柱管狭窄症の神経根型と馬尾型の両方が圧迫される状態である混合型もあります。両方の症状が現れます。そのほか、別の病気の可能性や併発していることも。

脊柱管狭窄症と似た症状を持つ、ほかの病気や症状についても解説しています。自分の状況と照らし合わせやすいよう、これらの脊柱管狭窄症の種類を症状別にそれぞれを解説していますので参考にしてください。

もし、気にかかる症状などがあれば、早めに医師の診断を受けることをお勧めします。それでは詳しく見ていきましょう。

頚部脊柱管狭窄症の場合

頚部脊柱管狭窄症(頸部脊柱管狭窄症)は30代から診断に訪れる患者の増加が見られ、40~50代でピークとなります。60~80代の患者ももちろんいるのですが、腰部脊柱管狭窄症と比較すると頚部脊柱管狭窄症の発症は年齢が低い傾向です。これは、もともと頚部の脊柱管が狭くデリケートだということにも原因が。加齢に影響され症状として現れやすい部位なのです。

また、男性よりも肩こりの起きやすい女性のほうが多いのも特徴。女性は頚部脊柱管狭窄症を発症しやすく、男性でも人によっては生まれつき脊柱管が狭いと症状が現れやすくなります。

このように年代や性別などによって発症しやすい人がいる頚部脊柱管狭窄症。ただ、それよりも大きな原因となっているのが生活上での姿勢と首への負担です。

デスクワークなどパソコン作業をするとき、携帯電話やゲームを操作しているとき、人は知らず知らずのうちに猫背になっていることが多いもの。人間の首はもともとカーブしていることによって、頭の重さや運動などの衝撃をやわらげる働きがあります。

ところが猫背になると首が「ストレートネック」と呼ばれるカーブのない形になり、過度の負担が首にかかることによって脊柱管が狭まってしまいます。頚部脊柱管狭窄症を予防するためには、まずは姿勢を改めることが大切です。加えて姿勢が良くても、交通事故でむち打ちを経験していたり、柔道・レスリング・サッカーといったスポーツで首を痛めいると脊柱管が狭くなることがあります。

頚部脊柱管狭窄症では、急に症状が悪化することは多くありません。その半面、少しずつ進行していくことから発病に気づかず、いつの間にか慢性化してしまうという点が厄介。少しでも早く症状に気づくことが、頚部脊柱管狭窄症の改善の鍵でもあります。

頚部脊柱管狭窄症の典型的な症状

頚部脊柱管狭窄症の典型的な症状は以下の通りです。

  • 首や肩の筋肉のこりや緊張
  • 手や腕にしびれや痛みがある
  • 握力の低下
  • 手の指や足の動きが不自由になる

頸椎は頭と体の架け橋となっている非常に大切な部位。その頸椎がダメージを受けてしまうと、人間は脳から発せられた電気的な信号を体へと送り届けることができません。そうすると最終的には、体のあらゆる場所に不具合が生じることになってしまいます。

首回りの症状はときとして命を左右する病気につながることをしっかりと把握し、頚部脊柱管狭窄症と思われる症状が現われたら適切に処置することが重要です。

腰部脊柱管狭窄症の場合

加齢などが原因で背骨や椎間板が変形したり、椎間板や靭帯が厚くなるなどして脊柱管が狭くなると、神経が圧迫されて血流が低下し、腰部脊柱管狭窄症を引き起こすことがあります。腰部脊柱管狭窄症は圧迫を受ける部分によって痛みの生じる場所が変わります。主な3つの症状をご紹介います。

馬尾型

馬尾型(ばびがた)とは、脊髄の端や、脊柱管の中心にある馬尾神経が圧迫されて発症する腰部脊柱管狭窄症の症状の1つ。「両側性」とも呼ばれ、両足にしびれの症状が現れたり「間欠性跛行」が見られるのが特徴です。

間欠性跛行とは、歩き出すと足にしびれや痛みを感じて歩けなくなり、しばらく休むと再び歩ける症状を指します。これは、歩くときには腰を反らせた姿勢になると馬尾神経が圧迫され、歩くのをやめて座り込んだりすると脊柱管が広くなって馬尾神経も圧迫されなくなるため。「間欠性跛行」はつらい症状であるものの、馬尾型ではとりわけ痛みが激しくなることは少ないようです。

馬尾型の症状で大きな負担となるのは、臀部の症状の多発。お尻を中心とした下半身にさまざまな症状が現れるのです。まず、お尻の左右両側から足にかけて広い範囲で痺れ、もしくは麻痺が現れます。ほかにも、お尻回りに冷たさを感じたり、逆に熱さを感じたり、足裏がじりじりするなど、ときには脱力も生じます。

さらに馬尾神経は膀胱や直腸とも深い関わりがあることから、腰部脊柱管狭窄症の馬尾型では、頻尿や残尿感、便秘や尿もれといった症状も数多く報告があります。

症状が深刻になると自力で排尿や排便が困難になることから、そのときはすぐに医師に相談し、手術を受けるなど適切な処置が必要です。ほかに馬尾型では生殖器と肛門の間に存在する「会陰部」のほてりが見られたり、男性だと異常な陰茎勃起を起こすなどの色々な症状が起こります。

馬尾型を発症した患者の統計を取ったところ、とある病院のデータでは初めて診察に訪れたときの平均年齢が65歳。症状が現れていた平均期間は約5年間でした。60代で下半身やお尻回りの痛みやしびれを自覚し始めるケースが多く見られるようです。

また馬尾型の治療では、症状が重篤な場合を除き、基本的に手術以外の治療法が中心となることが多いようです。痛みを取り除くの場合とは異なり、特にしびれの改善は難しく、治療してもなかなか治まりません。

そこで馬尾型の改善には症状を抑え、それ以上悪化させないことを念頭に治療がほどこされます。リハビリや薬物療法、そして「腰部交感神経節ブロック」で交感神経の働きをブロックするなど。「腰部交感神経節ブロック」では、神経に局所麻酔を注入することにより、痛みやしびれを抑えたり、血液循環を改善します。

脊柱管狭窄症は日常的な姿勢の悪さなどが症状を悪化させることから、ストレッチや運動療法なども有効。まずは日頃の姿勢に気をつけて、腰部脊柱管狭窄症を予防しましょう。

神経根型

脊髄の端に存在する馬尾。そこから一対ずつ左右に神経が分かれた、その基部のことを神経根と言い、それぞれ足の神経へとつながっています。脊柱管が狭まったために神経根が圧迫されるタイプを神経根型の腰部脊柱管狭窄症と呼びます。

神経根型の特徴と言えるのが、足の片方だけに現われる「片側性」と呼ばれる症状。左右に分かれている神経根の両方同時に障害を起こすケースはまれで、一般的には右か左、どちらか一方の神経根が圧迫を受けるため、足も片方にだけ症状の現れることが多いのです。

具体的なものとしては「坐骨神経痛」が挙げられます。坐骨神経痛は長い時間歩いたり立ったままでいるとき、神経根が圧迫されているほうの腰から足にかけて強い痛みやしびれが現れる疾患です。

ちなみに坐骨神経痛は病名ではありません。「腹痛」と同様に症状のことを指し、実際に坐骨神経痛を起こす原因となっているのが腰部脊柱管狭窄症であったり腰椎椎間板ヘルニアであったりするのです。また休み休みでないと歩けなくなる「間欠性跛行」も神経根型で発症することがあります。

神経根型はほかのタイプの腰部脊柱管狭窄症と同様、症状はゆっくりと長期間かけて進んでいきます。そのため最初は気づきにくいのですが、初期症状としては腰のだるさがあるとよく言われています。症状がさらに進行すると腰痛が現れたり、足の痛みやしびれを自覚。また症状が継続的ではなく波があって、しばらく放っておくと治まるケースも見られます。

しかし、その場合も波の間隔がだんだん短くなっていき、結局は持続的な症状へと変わります。

このようにして、はっきりとした自覚症状が現われたところで診察を受ける人が多く、とある病院の調査によれば神経根型の腰部脊柱管狭窄症患者は平均で69歳、病状の平均期間は3年3か月だというデータがあります。

神経根型は手術を受けずとも、整形外科などを受診し医師から適切な処置を下してもらえれば十分改善が期待できます。しかし治療には時間がかかるため、神経根型でも仕事のことなどを考えて手術を受け、早期改善を目指す患者も少数なものの存在します。

痛みを酷く感じている人や、足などに麻痺が起こっていたために手術に踏み切るケースも少なくありません。手術以外の治療法は体への負担は軽く済みますが、足腰の痛みなど軽減できても、しびれはそのまま残ってしまうケースも多く見られます。治療法に関してはセカンドオピニオンなども利用しつつ、慎重に医師と相談しましょう。

混合型(馬尾型+神経根型)

脊柱管が狭まる腰部脊柱管狭窄症は何も腰椎の1か所だけで起こるとは限りません。複数の箇所で馬尾型と神経根型が同時に発症する「混合型」と呼ばれるタイプは、合併症を起こしていることから腰部脊柱管狭窄症の中でも最も厄介だと言われています。

混合型の具体的な症状としては、まず腰から足にかけての坐骨神経痛間欠性跛行が挙げられます。さらに臀部から足裏にかけ、冷感や灼熱感、足裏のジリジリ感や皮膚の厚みが増した感覚などなど、痛みやしびれをさまざまな症状で引き起こします。こうした違和感は「センソリー・マーチの症状」と呼ばれており、直訳通り「感覚の行進」が体を襲います。

具体的な例ではほかにも感覚が低下したような不快な症状、血の巡りが低下したような感じ、焼けるようなチリチリとした痛み、正座したあとに足がしびれたような感じなどが挙げられます。

さらに症状が重くなると排尿障害や排便障害が見られるようになるのも混合型の困ったところ。股間のほてりや尿漏れ・便漏れ、尿が最後まですっきりと出なかったり、尿意が頻繁になる頻尿の症状があったり、尿意がよくわからないときや、お尻を吹いた感覚がしない…なんてことも。

2つのタイプが合併を起こしているだけに、症状が体の左右両方に起きることもあれば片方だけのこともあります。

患者の傾向としては、混合型という診断がくだったときの平均的な年齢が74歳ぐらい。病気を発症している平均期間はおおよそ4年ほどです。馬尾型のあとに神経根型を患ったり、その逆に神経根型の発症後に馬尾型の症状が現われたり。混合型を患者の平均年齢が高いのは、2つのタイプの合併症が起こるまでに時間を要するからかもしれません。

混合型に関してはこれら以外にも、2つのタイプを同時に発症しているため症状が治まりにくく、重症化しやすい特徴があります。そのため混合型の患者の多くが手術に踏み出しますが、痛みの症状は改善されても感覚の異常などは完治しにくい傾向が。

もしも腰部脊柱管狭窄症の症状を自覚した際には放置せず、すみやかに医師に相談をして治療を開始することがとても重要になります。また自宅にこもっているとそれが腰部脊柱管狭窄症の悪循環につながることもあるので、積極的に外に出て治療を受けるのが症状改善への近道。混合型であっても、基本的には毎日の生活を送る上での姿勢に気をつけ、運動療法などのセルフケアで症状の悪化を防ぐことができます。

この症状はもしかしたら脊柱管狭窄症かも?

「もしかしたら脊柱管狭窄症かも?」。そんな疑いがあっても、実は脊柱管狭窄症とは違う病気の症状であることも考えられます。ここでは、脊柱管狭窄症と似た症状が現れる病気をいくつか紹介します。

発症に密接な関わりのある「脊椎分離症」と「脊椎すべり症」

「脊椎分離症」「脊椎すべり症」も、どちらも腰椎の疾患としては多いものです。

椎間関節の基部となっている骨が分離してしまうのが脊椎分離症。特にまだ骨が成長しきっていない子供の頃、運動などで腰に負担のかかる動作を繰り返すと発症するケースが多いようです。

脊椎すべり症は、まるで地震で断層がずれてしまったように椎骨が前後にずれる疾患。脊椎分離症と深い関わりがあり、分離症を伴う「分離すべり症」と、分離症とは無関係に起こった「変性すべり症」の2つに大別されています。分離すべり症は分離症が起きたことによって脊椎が不安定になり、椎体や椎間板が変性することによって発症します。

分離症とは無関係に起こる「変形すべり症」も、原因そのものは同じ椎間板の変性によって起こることが多く、腰部脊柱管狭窄症のきっかけにもなります。

容姿への影響も観られる「側弯症」

背骨はもともと正面から見るとまっすぐに伸びているものですが、中には左右どちらかに曲がってしまっている場合もあり、これを「側弯症」と呼びます。

側弯症はいくつかの種類に分けることができます。「特発性側彎」は特に要因となるようなきっかけもなく発症するのが特徴。「先天性側彎」は生まれつき背骨が曲がっている症状で、「病原性側彎」(症候性側彎)はほかのさまざまな病気の影響で起こると考えられています。

「思春期特発性側彎」は思春期の訪れた女性に特に多く見られる疾患。自覚症状がないこともあり、成長してから側弯症であることに気づく場合も多々あります。側弯症は成長するに従い、どんどん進行していくケースが多いことから、特に容姿を気にかけやすい女性の場合には、早期の発見と治療が大切になります。

発症する場所で症状も変化「頚椎椎間板ヘルニア」と「腰椎椎間板ヘルニア」

背骨(背骨)は「椎体」と呼ばれる骨のブロックが連なってできており、その椎体の間のクッションの役目をしているのが椎間板です。椎間板ヘルニアとは、椎間板の中の「髄核」というゼラチン状の組織が外まで飛び出してしまった症状を指します。

椎間板ヘルニアは首で起こる「頚椎椎間板ヘルニア」と、腰で起こる「腰椎椎間板ヘルニア」に大別されます。

首は頚椎と呼ばれる7個の骨からなっており、やはりその間には軟骨でできている椎間板が存在します。しかし椎間板は加齢とともに衰え、破壊されると痛みが生じるように。症状としては首の痛みが肩甲骨のほうにまで広がり、肩から腕にかけてしびれも現れます。症状がさらに進むと手の力も弱くなります。

腰椎椎間板ヘルニアでは、腰痛や足の痛み、しびれがあり、進行すると足を自由に動かせなくなったり、感覚がなくなったりすることも。発症箇所は大きな負担のかかりやすい第4腰椎と第5腰椎の間が多く、腰椎と仙椎の間で発症するケースも多く見られます。

骨粗しょう症を原因とすることが多い「脊椎圧迫骨折」

背骨(脊椎)を作る「椎体」が衝撃や負荷に耐えきれずにつぶれたような状態になることを「脊椎圧迫骨折」と言います。背骨は太くて強い構造をしており、椎体も通常であればそう簡単につぶれてしまうことはありません。

ただし、高い場所から落下するなど上下からの大きな衝撃を受けると、さすがに背骨にもダメージが与えられます。また、脊椎圧迫骨折は骨粗しょう症がきっかけで発症することが最も多いとも言われています。

骨粗しょう症は骨がもろくなる疾患で、重度になるとクシャミをしただけで骨がつぶれてしまうこともあり、特に女性が気をつけたい病気のひとつ。閉経後の女性はホルモンバランスが崩れやすく、そのホルモンと密接に関わっている骨粗しょう症を患いやすい傾向があります。ほかにも年齢、喫煙、運動不足などの生活習慣も骨粗しょう症への影響が見られます。

重症化を避けたい危険な「閉塞性動脈硬化症」

「閉塞性動脈硬化症」は、動脈硬化がきっかけで血管が少しずつ狭くなっていってしまう病気です。症状によって、以下の4つの重症度に分けられています。

  • 第1度:無症状。人によっては冷感やしびれなどを覚えることも。
  • 第2度:2度になると「間欠性跛行」が見られるようになります。間欠性跛行は歩くと足に痛みを感じ、しばらく休むと痛みが治まって、また歩けるようになる疾患。脊柱管狭窄症でも同じように間欠性跛行の症状が現れるため、自分がどちらの病気にかかっているのか自己診断するのは危険。まずは医師の判断を仰ぎましょう。
  • 第3度:歩くことなく、安静にしていても足に痛みを感じるようになります。第3度からは「重症虚血肢」と呼ばれる分類になります。
  • 第4度:潰瘍や壊疽が足に現われます。ときには足を切断せざるを得ないケースもあります。

喫煙が深く関わっている「バージャー病」

バージャー病は完治しにくい疾患のひとつで、手や足の動脈に慢性的な炎症が発生して血管が閉塞し、血の流れが止まってしまう病気です。進行が軽度のときには足にしびれや冷感を覚え、重度になるにつれ脊柱管狭窄症にも見られる「間欠性跛行」が認められるようになります。

さらに病状が進行すると血の流れが全く途絶えてしまい、潰瘍ができたり壊死を引き起こすことも。また炎症は手や足の静脈にも見られ、「遊走性静脈炎」と言って静脈沿いに痛みを感じたり、赤い腫れが発生することもあります。

このバージャー病の特徴としては、特に20~40歳の男性に患者の多いことが知られています。さらに、まだ原因ははっきりと特定されてはいませんが、発病には喫煙も深く関わっていると推測されています。これは患者のおよそ9割に喫煙の経験があるためで、受動喫煙も含めるとほとんどのケースで喫煙と関係があることからです。

「多発性神経炎」は原因をつきとめることで完治可能

多発性神経炎は、両方の手足の抹消神経に炎症が起こる病気で、炎症が発生した部分には痛みやしびれ、筋力の低下などが見られます。症状が進行するとしだいに歩行が困難になっていき、物を持ったり拾ったり、何かを動かして操作することさえも困難に。また、ときとして呼吸困難に陥る重篤なケースも…。

多発性神経炎の原因としてはさまざまなものが考えられています。細菌やウィルス感染によって発症するギラン・バレー症候群ジフテリア、免疫の異常による膠原病、生活の乱れが大きな要因となる糖尿病アルコールの過剰摂取ビタミン不足などなど。こうした色々な病気が知覚神経や運動神経などに悪影響を及ぼすことで多発性神経炎が発症します。

そのため多発性神経炎の治療には、まず原因となる病気をつきとめ、治療することからスタート。原因がはっきりとわかっていれば、完治させることも可能な病気なのです。

誰もが一時的に体験している「腓骨神経マヒ」

膝から下のすねや足首など、足の外側を支えている骨を「腓骨」と呼びます。腓骨神経マヒは、腓骨の後ろ側に存在する「腓骨神経」が圧迫されたことによって発症する病気が腓骨神経マヒです。

腓骨神経は、足のすねの外側から甲までの皮膚感覚と、足首と足の指先の運動に関わっています。そのため腓骨神経が何らかの原因で圧迫を受けたり、外傷などによって損傷すると、足の皮膚で感じた情報を脳へ正確に伝達することが不可能になります。また、その逆に、脳からの指示が足の筋肉に伝わらないという問題も発生します。

例えば、長く正座していたり足を組んでいたりすると一時的にしびれを感じたり、感覚がなくなることがありますよね。まさにこれこそ腓骨神経が圧迫され、神経の伝達が上手く働かなくなっている状態。腓骨神経マヒではこういった症状が一時的ではなく断続的に起こります。

意外と些細なもの?脊柱管狭窄症の初期症状

脊柱管狭窄症の初期症状は小さな異変がほとんどで、普段から気をつけていないと見過ごしてしまうこともあります。また、脊柱管狭窄症は何も高齢者に起こるとは限りません。ここでは若い人でも注意が必要な理由と、初期症状を見逃さないためにも脊柱管狭窄症の原因と経緯を詳しくまとめてみました。

脊柱管狭窄症の初期症状と原因

脊柱管狭窄症の初期症状としては、まず腰痛があったり、腰回りに重みや違和感などを感じるといった人が多く見受けられます。しかし、このような初期症状は老化や疲労による腰痛と区別がつきにくく、たいてい見過ごされがちです。湿布を貼って様子を見る人がほとんとですが、もしも腰痛が2週間以上続く場合には整形外科などを訪問し、医師にしっかりと診察してもらうことをおすすめします。

脊柱管狭窄症の初期症状としては次のようなものも含まれます。

  • 足がつる
  • 排尿のしづらさ
  • 残尿感
  • 立ち上がったときの腰の痛み
  • 背筋を伸ばしたときに痛みを感じる
  • 前かがみになると痛みが消える

脊柱管狭窄症の原因として多いのが、更年期を過ぎた女性に多く見られる骨粗しょう症です。骨粗しょう症の影響で骨密度が低下してしまうと、転んだり重い荷物を持とうと力を入れたり、クシャミをした程度の衝撃でも圧迫骨折を起こしてしまいます。

それだけ骨粗しょう症を発症したときの骨はもろくなるもの。また骨がもろくなることで、同様に背骨の一部である椎体がつぶれてしまい、腰椎椎間板ヘルニアの症状も起きやすくなります。そしてこの腰椎椎間板ヘルニアを患うことで、神経が圧迫されて腰部脊柱管狭窄症を発症するというふうに、次々と病気がドミノ倒しで現われてしまうこともあります。

椎間板の老化は20代から!

椎間板とは、背骨を作る椎体と椎体の間のクッションの役割をしている軟骨。この椎間板が弱くなったり傷ついたりすると、椎間板がとび出して椎間板ヘルニアを発症することがあります。

そんな椎間板ですが、実は20代の頃からすでに老化が始まっていることを皆さんはご存知でしょうか。若い頃から腰痛や椎間板ヘルニアを発症する人がいるのは、そんな理由もあるからなのです。中でもスポーツや肉体労働などで腰に負担のかかることが多い人は要注意。比較的に早い年齢でも椎間板ヘルニアなど腰痛の傾向が現れ始めます。

椎間板の中にはゼラチン状の「髄核」という物質があるのですが、加齢や腰への負担によって、この髄核からはどんどん水分が失われていくことに。そうすると椎間板の弾力が低下し、十分なクッションの役割を果たせなくなるのです。

椎間板が薄くなったり変形したりすることで、椎体にずれやすべりが起こります。ときには椎体と椎体がぶつかることもあり、このような状態を避けようとして椎間板の角の骨が「骨棘」(こっきょく)という骨の棘のようなものをつくり上げます。そしてこの骨棘が脊柱管を通る神経を圧迫すると、腰部脊柱管狭窄症を発症するというメカニズムをたどります。

日ごろからケア!血流障害を改善!

神経が圧迫されることで起こる血流障害も、普段のケアで緩和することができます。ここでは日常的に行える血流のケアの方法をご紹介していきましょう。

冷やさず温めることで体質を改善

脊柱管狭窄症によるしびれや痛みに、冷えは良くありません。体をあまり冷やさないような下着や衣服が理想的です。また夏場であっても利きすぎた冷房には注意が必要。冬はカイロを使うなどして末端の冷えを防ぎましょう。痛みを感じる部位や冷えを感じやすい部位を徹底して温めることで、体全体の血の流れも促されます。

それ以外にも、毎日行える血の巡りを良くする方法として半身浴もおすすめ。37~38度くらいのぬるめのお湯に20分以上、湯船に座った姿勢で、みぞおち、またはおへそのあたりまで浸かります。このとき両腕は浴槽のふちにかけるなどして、お湯から出すようにしましょう。

半身浴はお湯の温度に大きなポイントがあります。人間の体は体温より2度以上高い温度になると、皮膚が熱を遮断し、体の奥まで温まりにくくなってしまうからです。

ただ冬場は浴室も寒いことがあるので、室内の温度には気をつけて。寒いと感じたときには無理をせず、いったん肩まで湯船に浸かり、しっかりと温まってから半身浴を続けてください。

血流の良くなる食生活を

食べ物は血流にも大きな影響を与えています。冷たい物ばかり食べているともちろん体は冷えてしまい、血の巡りも悪くなるもの。血流を良くしたいときには、冷たい物はほどほどに、なるべく温かい飲み物や食事を摂るようにしましょう。

食材の中にも食べると体の温まる物がたくさんあります。生姜や赤唐辛子はその代表的な存在。ほかにもニラやニンニクやカボチャなど。ニンジン・ゴボウ・レンコン・山芋といった根菜類も体をポカポカさせると言われています。

次に、血の巡りを促進させると言われている栄養素をご紹介しましょう。

  • クロレラ:クロレラには血液の中の脂質を低下させ、食べ物に含まれる毒性物質を吸着し、それを体外へと排出する作用があると言われています。さらに血管の壁の状態を改善することにも期待が。
  • エゾコウギ:エゾウコギに含まれる有効成分「エレウテロサイドB」や「イソフラキシジン」には白血球や血小板などの粘着を抑え、血の巡りを良くする働きがあります。
  • スピルリナ:血液を増加させる作用のあるビタミンC・ビタミンB12・鉄・葉酸などを豊富に含んでいます。

運動で血行を改善

血の巡りを良くし、それを保つためには毎日続けられる簡単な運動が最適。一番手軽なのはウォーキングです。 ウォーキングには道具が必要なく、通勤時間や買い物の行き帰りなどを活用できるのがポイント。ただし、ウォーキングと言ってもただダラダラ歩いたり、のんびり歩いていたのではあまり意味がありません。普段よりも意識的に足を前後に広く開き、腕も大きく振って、ややペースアップすると効果的なウォーキングができます。

ほかにも時間を有効活用してできる運動に、階段があります。駅や会社、マンションなどでも、なるべくエレベーターやエスカレーターを使わずに過ごしてみましょう。それだけでもかなりの運動量になるはずです。

ただし、ウォーキングをするにしても何をするにしても無理は禁物。運動するのは体の調子の良いとき、神経の圧迫が少ないときを選んで、しっかり行うようにしましょう。その逆に体の調子の良くないときは、神経も強く圧迫されている可能性があるため、安静を心がけましょう。調子の悪いときに無理に運動してしまうと神経を損傷する危険性もあります。

――このように血流の改善には生活習慣の見直しもとても大切になります。血中のコレステロールを増やすような揚げ物の食べすぎや、体内で毒素になる化合物を控え、適度な運動を心がけるしましょう。

また血流を良くするクロレラやエゾコウギ、スピルリナといった健康成分も積極的に摂り入れましょう。

血流改善で痛みとしびれの緩和をサポート!

脊柱管狭窄症の痛みやしびれの原因は、一般の腰痛と同様に血流障害であり、クロレラ、エゾウコギ、スピルリナなどの健康成分が血流の改善をサポートすることで、「症状の緩和」だけでなく、「症状の改善」が見込めるとされています。
しかし、普段の食事から、これらの成分を摂るのは難しいので、サプリメントで摂取するのが簡単でおすすめです!

エゾウコギ

血圧・血糖値にはたらき、患部の血流をスムーズに!

クロレラ

血圧調整、血糖値コントロールで痛みを和らげる!

スピルリナ

整腸作用、血圧安定、免疫力向上も!

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