両足がしびれる・残尿感がある
両足のしびれなど、腰部脊柱管狭窄症が原因と思われる症状について調べています。
両足のしびれは馬尾型の腰部脊柱管狭窄症の可能性
腰部脊柱管狭窄症の中に、馬尾型という分類があります。
馬尾とは、脊柱管内部の中央にある神経の束のことです。脊柱管が狭くなることにより、この馬尾が圧迫され、痛みやしびれなどが出ている状態を、馬尾型の脊柱管狭窄症と言います。
馬尾型の脊柱管狭窄症の場合、両足のしびれや麻痺が広範囲に出ます。
また、下肢全体に脱力感が見られるなど、前に紹介した神経根型よりも、症状が広範囲で重いのが特徴です。少し歩くと辛くなる、間欠跛行の症状も見られます。
さらに、馬尾は、膀胱や直腸への働きにも関係しているため、残尿感などの膀胱の異常も見られます。股間にも異常を感じるようになり、男性では異常な勃起、女性では会陰部のほてりなどの症状があります。
これらの症状がある場合は、早めに医師の診断を受けましょう。
主な原因 |
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主な症状 |
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馬尾型の脊柱管狭窄症の治療法
病院に行くとまず、問診がありますので、その時、足の痛みやしびれなどもちろん、もし、残尿感や異常勃起や会陰部のほてりがある場合には、必ず伝えましょう。
これらの症状は一見、関係なさそうで、また伝えにくいことではありますが、医師が診断する上で、非常に重要な症状です。
馬尾型の脊柱管狭窄症と診断された場合は、手術する可能性が高くなります。手術を行えば、痛みや間欠跛行(長く歩けない症状)の症状は改善されるでしょう。
しかし、そもそも神経が傷ついてしまっている場合は、神経は元に戻らないので、しびれが残ってしまう可能性が高いです。
馬尾型の場合は、症状も重く、自然治癒も見込めないため、早期に発見し、早期に治療を始めることが非常に重要になります。
早く治療を開始できれば、手術をせず、神経ブロック治療や保存療法で改善できるケースもあります。
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