エゾウコギ
エゾウコギは腰痛に効果があるのか、調べてまとめています。腰の痛みに悩んでいる方はぜひチェックしてみてくださいね。
要注目のサプリ成分・エゾウコギのはたらき
エゾウコギとは、高麗人参と同じウコギ科の植物で、ロシア、中国の一部、北海道東部にのみ自生しています。
古くから薬効として利用されてきましたが、その効果は「エレウテロサイド」と呼ばれる配合体によって疲労回復や抗ストレス、記憶力や集中力の向上に効果的だと言われているためです。
エゾウコギが腰痛に効くメカニズムとは
エゾウコギの脊柱管狭窄症に対する効果を、研究の結果と一緒にご紹介していきます。
イソフラキシジンの抗炎症作用
エゾウコギ中の既知成分,イソフラキシジンは細胞増殖抑制の程度が低く,また滑膜肉腫細胞株SW982が発現するIL-1β,IL-6,MMP-1ならびにCOX-2の遺伝子発現を抑制した.出典:エゾウコギ成分イソフラキシジンの抗炎症性作用の検討 山崎・下坂・桜井・松村・築山・常盤 日本電気泳動学会 2009 https://www.jstage.jst.go.jp/article/sbk1951/48/2/48_2_55/_pdf
エゾウコギの根には「イソフラキシジン」という物質が含まれていて、鎮静作用や血糖値を下げる効果があると言われます。
「滑膜肉腫細胞株SW982」は炎症を引き起こすサイトカインという物質を増やすので、エゾウコギは炎症物質を増やす作用をもつ遺伝子自体を抑制するのです。
この作用によって腰痛部分の炎症や痛みを軽減させることができるでしょう。
エレウテロサイドEの抗炎症作用
エレウテロサイドEが、同じエゾウコギ成分であるエレウテロサイドBならびにイソフラキシジンと比較して、SW982細胞が発現する炎症性タンパクの遺伝子発現をより低濃度で抑制することが明らかとなった。出典:エゾウコギ成分エレウテロサイドEの抗炎症作用と抑制メ力ニズム 山崎・松村・築山・常盤 日本組織培養学会 2012 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jtca1981/25/3-4/25_137/_pdf
「エレウテロサイドE」は、上でご紹介したイソフラキシジンよりも高い抗炎症作用があるとされるので、イソフラキシジンと併せて、ダブルの抗炎症作用が期待できます。
炎症を抑える仕組みとしては、「滑膜肉腫細胞株SW982」による炎症物質を抑制するので、イソフラキシジンと同じですね。
クロロゲン酸の血流改善効果
EUE投与により血中脂質量が減少し,冷却負荷時においても血液粘度の上昇が抑制された可能性が考えられる。出典:実験動物におけるエゾウコギ根抽出物の機能性 溝口・加藤・久保田・竹腰・豊吉・山崎 社団法人日本栄養・食糧学会 2009 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1983/57/6/57_6_257/_pdf
EUEはエゾウコギのことですが、血液中の脂肪量を減らして血液をサラサラにする効果があるとも報告されており、この効果はエゾウコギに含まれる「クロロゲン酸」によるものです。
冷えは腰痛の大きな要因となります。血流が改善されることによって腰痛の症状を緩和して、痛みも軽くしてくれることでしょう。
エゾウコギの効果を実際の口コミで確認
- ダメもとでも、とにかく1年間は続けようと、エゾウコギを飲みはじめることにしました。最初の半年ぐらいは、効果があるのかないのか、かなり疑っていましたが、1年間はと決めていたので、続けていました。
すると、8ヶ月目ぐらいから、腰の痛みが少しずつ良くなってきました。1年経つ頃には痛みがすっかり消え、山も歩けるようになりました。本当に続けて良かったです。(80代・男性)
- 仰向けで寝ることもできず、座るのも歩くのも困難になってしまいました。そんな時、記事を見つけ、エゾウコギをはじめました。1ヶ月で便秘が解消されましたが、痛みはそのままでした。10ヶ月くらい経った頃、痛みとしびれの場所が変わってきて、またしばらくすると、その症状も和らいできました。
そして、ベッドで仰向けに寝られるようにもなりました。肝臓と腎臓も患っていたのですが、それらの数値も安定するようになりました。(70代・女性) - 私には合っているサプリでもう20年以上飲み続けています。以前は疲れやすかったのですが、ウコギが配合されたサプリを飲むようになってからは栄養ドリンクなどを飲む必要が無くなりました。仕事などで疲れてしまった場合でも、このサプリを飲めば数時間後に元気になります。(50代・女性)
- 私の母は糖尿病を患っていることもあり、ウコギ配合サプリを愛飲しています。サプリを飲むようになってからは、30年間合併症も無く過ごせています。これからも飲み続けていってほしいですね。(50代・女性)
- めまいや耳鳴りがするメニエール病の症状が酷く、2年前から悩まされていました。そこでウコギの成分を含むサプリを飲んでみることに。すると、約3ヶ月で徐々に調子が良くなってきました。試しに一旦飲むのを止めてみたら、また症状が再発したのでウコギの凄さを実感。これからも飲み続けていきたいと思います。(30代・女性)
血流改善で痛みとしびれの緩和をサポート!
脊柱管狭窄症の痛みやしびれの原因は、一般の腰痛と同様に血流障害であり、クロレラ、エゾウコギ、スピルリナなどの健康成分が血流の改善をサポートすることで、「症状の緩和」だけでなく、「症状の改善」が見込めるとされています。
しかし、普段の食事から、これらの成分を摂るのは難しいので、サプリメントで摂取するのが簡単でおすすめです!